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CV 石黒 千晶

学位:

  • 教育学博士(東京大学)

経歴:

  • 東京大学大学院学際情報学府 修士課程修了(2011.4- 2013.3)

  • 東京大学大学院教育学研究科 博士課程(2013.4- 2017.7)

  • 昭和薬科大学 非常勤講師 「アカデミックライティング入門」(2015.4-現在)

  • 東京未来大学 非常勤講師 「心理統計Ⅱ」「こどもの心理学(総論)」「実験演習」(2016.4-現在)

  • 日本学術振興会 特別研究員(DC2・東京大学)(2013.4 - 2015.3)

  • 法政大学 非常勤講師「教育心理学」(2017.4-現在)

  • ​玉川大学脳科学研究所 嘱託研究員 (2017.7-現在)

 

研究テーマ:

  • 芸術教育の効果測定,鑑賞,触発(インスピレーション),表現

 

研究内容:

  • 修士では、主に芸術教育の実践、および、その効果測定について研究をしてきました。芸術を専門としない市民を対象にしたときに表現の自覚性を促進することの重要性を指摘し、それを測定する心理尺度を開発しました。また、芸術教育の効果測定をいくつかの指標で行っています(鑑賞時の眼球運動、長期的な芸術活動の変化)。近年は、他者作品鑑賞によって得られるインスピレーションに着目し、研究を進めています。

 

研究業績

著書

  1.  Ishiguro, C. & Okada, T.(2018)How can inspiration be encouraged in art learning? River Publishers Series in Innovation and Change in Education - Cross-cultural Perspective

学術論文

  1. 石黒千晶・岡田猛 (2013). 初心者の写真創作における”表現の自覚性”獲得過程の検討:他者作品模倣による影響に着目して 認知科学, 20(1), 90-111.

  2. 石黒千晶・八桁健・小澤基弘・岡田猛 (2016). 総合大学における省察的芸術表現教育実践 大学美術教育学会「美術教育学研究」第48 号(2016):49–56

  3. 石黒千晶・岡田猛 (2016). 創造的教養を育む芸術教育実践:日常の写真創作活動に及ぼす効果 認知科学

  4. Ishiguro, C., Yokosawa, K., & Okada, T. (2016). Investigation of eye movements in art appreciation in students taking a photo creation course. Front. Hum. Neurosci.

  5. 石黒千晶, & 岡田猛. (2017). 芸術学習と外界や他者による触発. 心理学研究, 88(5), 442-451.

  6. 河本愛子・石黒千晶・浜名真以・石井悠・吉永真理.(2018). 本学における薬学部初年次教育としてのアカデミックスキルズ講義へのルーブリック評価導入とその効果検証, 昭和薬科大学紀要, 52, 11-23

  7. 石黒千晶, & 岡田猛. (2018). 絵画鑑賞はどのように表現への触発を促進するのか?. 心理学研究, 90-17056.

国際会議発表

  1. Ishiguro, C, & Okada, T. “Emergence of control in artistic expressions and the process of expertise”. Proceedings of the 34th Annual Meeting of the Cognitive Science Society, Sapporo, JAPAN, pp.1733-1738. (August, 2012)(査読有り・ポスター発表)

  2. Ishiguro. C, & Okada, T. “Inspiring students' artistic creativity in a photography course”. Activating Inspiration and Creativity. The Tokyo International Symposium for Informal Learning in Art, Science, and Technology, Tokyo, JAPAN. (November, 2013)(査読無し・ポスター発表) 

  3. Ishiguro. C, & Okada, T. “The effects of attitude toward art making on artistic inspiration between art majors and non-art majors: A multiple population analysis”. Proceedings of 37th Annual Meeting of the Cognitive Science Society, California, USA. pp. 2911. (July, 2015)(査読無し・ポスター発表)

  4.  Ishiguro. C, & Okada, T. “The effects of art experience, competence, in artistic creation, and methods of appreciation on artistic inspiration”. The 31th International Congress of Psychology, Yokohama, JAPAN. (July, 2016)(査読無し・ポスター発表)

  5. Yoneyama. K, & Ishiguro. C, Okada, T. “The effect of photographic style on viewer suppositions about the photographer”. The 31th International Congress of Psychology, Yokohama, JAPAN. (July, 2016) (査読無し・ポスター発表)

  6.  Takada. Y, & Ishiguro. C, Okada, T. “The study of examining the effect of educational intervention facilitating the expressive awareness for undergraduate in music majoring”. The 31th International Congress of Psychology, Yokohama, JAPAN. (July, 2016)(査読無し・ポスター発表)

  7.  Ishiguro. C, & Okada, T. “Development of psychological scales for measuring attitudes for art making and appreciation and their effects on artistic inspiration between art majors and non-art majors”. The International Symposium: Art learning & creativity: Contemporary issues in formal and informal settings, Tokyo, JAPAN. (Novenber, 2016)(査読無し・ポスター発表)

  8.  Ishiguro. C, & Okada, T. "How art appreciation inspires artistic inspiration?" Creativity Conference, Oregon, USA (August, 2018)(査読有・口頭発表)

国内学会発表

  1. 石黒千晶・岡田猛・石橋健太郎. 「他者作品模倣が初心者の写真創作に及ぼす影響」 『日本認知科学会第28回大会発表論文集』, pp.213-222. (2011年9月)(査読有り・ポスター発表) 

  2. 石黒千晶・岡田猛. 「他者作品との関わりと通した表現の自覚性獲得過程についての検討」 『日本認知科学会第29回大会発表論文集』, pp. 575-582. (2012年12月)(査読有り・ポスター発表) 

  3. 石黒千晶・岡田猛. 「芸術写真表現の触発を引き起こす授業実践の検討」 『日本認知科学会第30回大会発表論文集』,東京.pp.533-540. (2013年9月)(査読有り・ポスター発表)

  4.  石黒千晶・八桁健・小澤基弘・岡田猛. 「総合大学におけるドローイング授業実践の効果の検討—アンケートと眼球運動実験から—」, 『第36回美術科教育学会』, 奈良. (2014年3月)(査読有り・口頭発表)

  5.  石黒千晶・岡田猛・小澤基弘. 「ドローイング表現とその省察が鑑賞過程に及ぼす影響」.『日本教育心理学会第57回総会発表論文集』,新潟. (2015年8月)(査読無し・ポスター発表)

  6.  石黒千晶・岡田猛.「芸術表現経験と表現への有能感,鑑賞態度が触発へ及ぼす影響」.『日本認知科学会第32回大会発表論文集』,千葉.pp.205-213. (2015年9月)(査読有り・ポスター発表)

  7.  米山佳那・石黒千晶・岡田猛.「写真のスタイルが鑑賞時の作者に関する推測に及ぼす影響—発話プロトコルに基づく検討—」.『日本認知科学会第32回大会発表論文集』,千葉.pp.214-221. (2015年9月)(査読有り・ポスター発表)

  8.  石黒千晶・岡田猛.「創造的教養を育む芸術教育実践:日常の写真創作活動に及ぼす効果」.『日本認知科学会第33回大会発表論文集』,札幌.pp.321-330. (2016年9月)(査読有り・口頭発表)

  9. 石黒千晶「鑑賞教育を見直す:鑑賞教育の効果を見直すーレクチャーと対話型鑑賞の比較ー」『日本教育心理学会自主企画シンポジウム』(シンポジウム企画・司会・話題提供)

講演

  1. 石黒千晶「美や創造性に関わる生理・心理・脳神経データを解釈する」 日本認知科学会「身体・文化・システム」研究分科会研究分科会博論データブリッツ, 東京 (2018年3月)(招待あり)

  2. 石黒千晶「教育による視線や見る態度の変化」 日本認知科学会「学習と対話」研究分科会, 東京(2018年10月)(招待あり)

その他の研究・教育活動:

  1. 東京大学で開催された写真表現の教育実践・ワークショップを岡田猛,写真家細川文未昌氏と共同企画・実施(2012年4月~12月)

  2. 高校生対象の模擬授業「心理学でわかること:いろんな場面での心の働き」(東京都立上野高等学校. 2016年7月)

  3. 株式会社Artriggerへの芸術心理学に関する記事提供(2016年)

  4. 滋賀県長浜市アートイン長浜での講演「アートの心理学」(2016年11月)

  5. 河合塾「知の追究講座」において講演「絵を見る教育から、絵から学び、生み出す教育へ― 新しい美術教育への挑戦―」(2017年4月)

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